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2012年4月26日木曜日

バクティの修練から、熱意が生まれる

「クリシュナへの真の信仰は、宇宙の中で最も稀なものである。
この輪廻の中で、無数の魂が、840万もの生を通り抜けてきた。
その中には、生命体と非生命体がある。
生命体には、鳥、獣、水棲生物など無数の種類がある。その中で、人間に生まれる者は、ごくわずかである。

人間の中でも、野蛮な者や、極度に世俗的な心を持った者が、大部分を占める。
そしてわずかな人々のみが、神を思う。
神を思う者たちの中で、多くの者たちは儀式的な宗教行為に献身し、一部の者だけが叡智に献身する。
そして叡智に献身する百万人の中でも、ほんのわずかな者たちだけが解脱を得、さらに解脱を得た者の中の百万人に一人だけが、クリシュナへの真の信仰を見いだす。
ゆえに、クリシュナの真の信者は、欲望がなく、平静なのである。

他の者たちが、楽、解脱、あるいは霊的な力を切望する一方、クリシュナの信者は完全なる無私の精神で、身体、心、魂を通した心からの『彼』への奉仕のみを欲する。
単に解脱を求める者たちや、自己中心的な達成を望む者たちの心の中には、決してクリシュナへの真の愛は生まれない。

バクティの修練から、熱意が生まれるのだ

その熱意が深まると、それはプレーマと呼ばれる。」

ー「シュリー・チャイタニヤの生涯」より、チャイタニヤがルーパ・ゴースワミーに与えた教え




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